積水ハウスの大空間住宅|工法・特徴・対応エリア

積水ハウスは、大阪府大阪市北区に本社を置き、全国で住宅事業を展開するハウスメーカーです。軽量鉄骨系商品では独自の「ダイナミックフレーム・システム」により、最大スパン7〜8mクラスの大空間・大開口に対応すると公式サイトに掲載されています。

このページの要点

  • 軽量鉄骨系商品の採用構法はダイナミックフレーム・システム。1階で最大スパン7000mm・天井高2700mm、2階の天井部分には最大8m幅の小屋吹き抜け空間を設計できる構法である※1。
  • 本社は大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビル タワーイースト。1960年8月1日設立で、戸建住宅・賃貸住宅・不動産事業を全国で展開している。
  • 全国約350カ所の住宅展示場・ショールームと都道府県別の支店・事業所網を展開している(商品によって販売地域が異なる場合がある)※2。
  • 公式サイトの建築実例ページに大空間・吹き抜けを特徴とする事例が掲載されており、鉄骨造・木造それぞれの商品ラインで大空間LDKの提案を確認できる。

基本情報

積水ハウスの会社情報を、公式サイト掲載事実の範囲でまとめています。

積水ハウス 基本情報(2026年9月時点・公式サイト出典)
会社名積水ハウス株式会社※3
本社所在地〒531-0076 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビル タワーイースト※3
設立1960年8月1日※3
事業内容戸建住宅・賃貸住宅の販売及び設計・施工、不動産販売、リフォーム、開発、国際事業ほか
施工エリア全国(商品により販売地域が異なる場合あり)
採用構法(鉄骨系)ダイナミックフレーム・システム※1
展示場全国約350カ所(2026年9月時点・公式サイト掲載)※2

得意領域|ダイナミックフレーム・システムによる大空間の実現

鉄骨系商品では、独自構法により大空間・大開口に対応するとしています。

ダイナミックフレーム・システムによる大空間の実現メカニズム

積水ハウス公式サイトの技術解説ページによれば※1、軽量鉄骨系商品の構法「ダイナミックフレーム・システム」により、1階で最大スパン7000mm・天井高2700mmの柱や間仕切りのない空間が可能と公式サイトに掲載されています。2階は最大8mスパンに対応し、さらに2階天井部分には最大8mスパンの小屋吹き抜けを設計できるとされています。ダイナミックフレーム・システムは軽量鉄骨を対象とした構法で、C形鋼を背中合わせに接合した構造柱と、水平力を負担するブレースを組み合わせた構造です。日常的な鉛直荷重はC形鋼の柱が、地震などの水平荷重はブレースが負担します(対象構造は「軽量鉄骨のみ」と記載)※2。

また、床レベルを180mmダウンさせる「ピットリビング」など、天井高だけでなく床の段差を使って空間の見え方を変える提案も行っています※1。

「イズ・ロイエ」の大空間仕様

「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」は※3、鉄の強さを活かした独自構造により大開口・吹き抜けなどの空間設計に対応する商品として公式サイトで紹介されています。鉄骨1・2階建ての商品ラインの一つです。制震構造「シーカス」は、公式の技術ページで対象が「軽量鉄骨のみ」と明記されています※4。サッシは現行公式では「超高断熱アルミ樹脂複合サッシ(SAJサッシ)」として、一般のアルミ樹脂サッシの約1.4倍の断熱性能と説明されています※5。

展示場網と支店・事業所の体制

積水ハウスは全国に住宅展示場・ショールームを約350カ所(2026年9月時点・公式サイト掲載)展開し、都道府県別の支店・事業所網を持っています※6。ただし、商品ラインや仕様は地域・敷地条件によって選択肢が異なる場合があるため、希望エリアで検討できる商品は個別にご確認ください。

商品ラインごとの大空間の実現手段

積水ハウスは鉄骨系・木造系の複数の商品ラインを展開しており、大空間の実現手段は商品ごとに異なります。ダイナミックフレーム・システムを採用する軽量鉄骨系商品では、C形鋼を背中合わせに接合した構造柱とブレースによる構造で大スパンに対応します。商品ごとの仕様差があるため、検討時は商品名を明確にしたうえで各商品の技術解説ページの数値仕様を比較する進め方が有効です。

公式サイト掲載の施工実績(大空間・吹抜の代表事例)

積水ハウスの施工実績(建築実例)は、公式サイトの建築実例ページで公開されています※1。ここでは大開口・吹き抜けを特徴とする代表事例2件を、公式サイトの実例ページに基づいて紹介します。

Case 1|大開口を介して光と空と眺望と一体になる開放感あふれる吹き抜けの家(静岡県)

積水ハウスの施工事例「大開口を介して光と空と眺望と一体になる開放感あふれる吹き抜けの家」の写真
引用元:積水ハウス公式サイト「大開口を介して光と空と眺望と一体になる開放感あふれる吹き抜けの家」(www.sekisuihouse.co.jp)/2026年8月時点

静岡県の事例。吹き抜けのLDKに大開口を組み合わせ、光や庭の緑、眺望を取り込むリゾートのような空間です。吹き抜け天井まで伸びる石張りアクセント壁がインテリアの特徴です。延床面積は299.65m²(90.6坪)、2階建てです※2。

  • 所在地:静岡県
  • 特徴:吹き抜けLDK/大開口/石張りアクセント壁/2階建て/延床299.65m²

Case 2|勾配天井の大きな吹き抜けで伸び伸びと開放感に満たされる(静岡県)

積水ハウスの施工事例「勾配天井の大きな吹き抜けで伸び伸びと開放感に満たされる」の写真
引用元:積水ハウス公式サイト「勾配天井の大きな吹き抜けで伸び伸びと開放感に満たされる」(sekisuihouse.co.jp)/2026年8月時点

静岡県の事例。6m×11mの勾配天井の大きな吹き抜けと4寸勾配の大屋根を組み合わせ、1階をパブリック、2階をプライベートスペースとするゾーニングを採用しています。詳細は公式サイトの建築実例ページで確認できます。平日は東京で過ごし週末に帰宅する家族構成を踏まえ、余分なもののない大きな室内空間を、収納計画とあわせて実現しています。延床面積は484.95m²(146.7坪)です※3。

  • 所在地:静岡県
  • 特徴:勾配天井吹き抜け(6m×11m)/4寸勾配大屋根/上下ゾーニング/延床484.95m²

これら2事例は、いずれも大開口・吹き抜けを軸にしながら、眺望の取り込みと大屋根形状という異なる手段で開放感につなげている点が共通しています。他の施工事例も公式サイトの建築実例ページで確認できます。

検討時の確認ポイント

積水ハウスを検討する際に、契約前の打ち合わせで確認すると意思決定が固まる項目を整理しました。掲載7社すべてで同一の確認観点を用意しています。

  1. 希望する大空間の規模と構法の適合:望むLDK広さ・スパン・天井高が、公式サイト掲載の1階最大スパン7m・天井高2.7m、2階最大8mスパンの範囲に収まるかを、間取り作成時にスパン数値ベースで確認します※1。
  2. 商品ラインごとの仕様差:鉄骨系・木造系など商品ラインによって大空間の実現手段や天井高の仕様が異なるため、検討する商品名を明確にしたうえで仕様書を確認します。
  3. 展示場・支店での実物確認:全国約350カ所の展示場・ショールームのうち、希望エリアに対応する支店と実物のモデルハウスを確認します※2。
  4. 費用感の透明性:本体工事費・付帯工事費・設計料・諸経費の内訳と、大空間仕様採用時の構造材・サッシ費用の目安を、見積書段階で確認します。

このタイプで他に候補となる会社

積水ハウスは、鉄骨造で大スパン・大開口に対応する構法を採用しているタイプに分類しています。同タイプで他に候補となる会社を挙げます。

タイプ全体の解説はタイプ別の大空間住宅一覧を参照してください。全社比較は7社の並列一覧から確認できます。

積水ハウスに関するよくある質問

積水ハウスを検討する読者から寄せられる質問を3問にまとめました。回答は公式サイトの掲載事実に基づいています。

積水ハウスの採用工法は何ですか?

軽量鉄骨を対象とした「ダイナミックフレーム・システム」を採用しています。C形鋼を背中合わせに接合した構造柱と、水平力を負担するブレースを組み合わせた構造で、大スパン・大開口に対応します(公式サイトでは対象構造を「軽量鉄骨のみ」と記載しています)※3。

積水ハウスのダイナミックフレーム・システムの最大スパンは何mですか?

公式サイトでは、1階で最大スパン7000mm・天井高2700mm、2階で最大8mスパンと掲載されています※1。あわせて2階天井部分には最大8mスパンの小屋吹き抜けが可能と掲載されています。「2階の8mスパン」と「小屋吹き抜けの8mスパン」は別の記載である点にご注意ください。

積水ハウスの対応エリアはどこですか?

全国約350カ所(2026年9月時点・公式サイト掲載)の住宅展示場・ショールームと、都道府県別の支店・事業所網があります※2。ただし商品によって販売地域が異なる場合があります。